SPORK! EYE

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 これは、J-School/MAJESTyの学生によるコラムです。日頃の活動のこぼれ話、講義のなかで考えたこと、あるいは休暇中に訪れた旅先で感じたことなど、様々な話題をお届けします。
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ナース空を飛ぶ ~アメリカで活躍するフライトナース

ナース空を飛ぶ ~アメリカで活躍するフライトナース

 日本の先を行くアメリカの救急医療。広大な土地を持つアメリカの救急現場ではドクターヘリが欠かせない。それを支える豊富な専門知識を持ったフライトナースを紹介する。

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確かなテクニックと周囲との連携が命を救う

Mayo One.JPG ドクターヘリが導入されたのは1984年。以来24年あまりに渡って救急医療に貢献している。メイヨーからヘリで15分以内、30分以内、60分以内でたどりつける距離が把握されており、周囲との連携も密に行われている。この日まだ格納庫にあったヘリの内部を見ることができた。最大2人の患者を搬送できるその中はやはりアメリカンサイズ。日本のドクターヘリよりも広い作りになっていた。65種類の医薬品、心電図や除細動器など10種類の医療モニター、人工呼吸器、輸血用血液をはじめとした多くの物品が所狭しと、しかしスマートに収納されていた。空の上で一刻を争う救命処置が行われるわけだが、地上と違いヘリ内は狭く、揺れや大きな音などが処置をする際障害となる。そのため院内のER(救急救命室)での勤務以外に数百時間に及ぶトレーニングを行いようやくフライトナースになることができるのだ。 

 出動件数は日によって差があるものの、1日平均3~5件ほど。特徴的なのは、アメリカの航空会社ノースウエストと連携をはかっており、機内で急病人が出た際機内に常備してある医療キットを使用して処置ができるよう、無線を使いフライトナースが指導していることだ。ミネソタにあるミネアポリス空港に着陸後、メイヨーに搬送されてくることもあるという。日本のドクターヘリは人員・経済性等多くの問題を抱えており、これらを解決していかに定着させるかが課題といえよう。ここまでの連携がとれるようになるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 ヘリを囲み話を聞いていたその時、緊急出動を知らせるブザーとアナウンスが鳴り響き、彼の顔は一瞬にしてフライトナースの顔になった。まさにプロフェッショナル。Mayo Oneはフライトナースを乗せ今日もミネソタの空を飛んでいる。

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【取材・執筆/高山真由子、写真/Chad Jhonson(by C.C2.0)、高山真由子】

 

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